GOINGの日記

本から得た考え方・知識を紹介し、悩みや迷いについてのヒントにしてもらえれば幸いです。

特性を知る

ある先生の細かさ。

 

よく低学年の児童には色々と細かいところまで指導が行き届く先生が重宝される。

 

逆に高学年は大雑把でいい意味で適当な先生が重宝される。付け足しておくと、ここぞというときは逃さずみっちり指導ができることが大前提。

 

思春期にさしかかってくる子どもたちは、親を時にうっとおしく思い、話すことを拒む。けれども時として、話さないのに気持ちだけは察してほしいというなんとも理解できない思いでいる。

 

こんな子たちに、低学年担任のベテランが事細かに指導をすると、子どもたちとうまく関係を築けない。

担任からすると、高学年児童は指導を聞き入れない問題な子となる。

逆に高学年児童からすると、いちいち細かい指導をしてくるうっとおしくしい大人となる。

 

これは両者の特性を理解できていないから生じるわけで、互いに悪くはない。

 

特性を知る。

 

これは子ども理解の第一歩であり、とっても大切なこと。