道徳は価値観の再構成
道徳の授業を参観。
ここ数日毎日1時間見ている。
道徳って、価値観を教えたり、教師の思いを伝えるってイメージが強い。
けど、それだと本音なんか言えない気がする。
じゃあどうすれば?
それは多様な価値観を吐き出せるような授業構成にすること。
みんなの考えを聞いて、多様な価値観があるんだなって気づく。
その中からいいなって思うものがその子の価値観になっていく。
それって、自分で選んで、自分で決める。
ってことは、教え込まれたり、押しつけられたりするものじゃなく、自分で気づいた感覚に近い。
そういうものがその子に残っていくような気がする。
道徳は、いいか悪いか決めるためではなく、価値観の再構成というか、価値観の選択肢を増やすもの。
それって、つまり、他者を受け入れることができるための大前提。
いろんな考えに気づくだけで、見えてくるものが違ってくる。